結婚相談所ワンバイワンのアドバイザー、福山です。今日は、結婚相手を見る目の視点が変わったことをお話します。
相手に求める理想像
私が求める条件は、正直に言いますと好みの容姿でした。容姿だけは譲れませんでした。それから、料理ができる人。あとは、どんな仕事でも良いから一所懸命やっているか、やりたいことがある人。好奇心が豊かな人。一緒にいて居心地が良い優しい人。
これ以上書くと炎上しそうですから、このあたりでやめておきます。
IBJの会員画面でいろんな条件の人を選べるシステム。高いお金を支払って会員になっているんだから、当然、条件で選んでしまいませんか。条件で選んでいいんじゃないんですか!(そう考えるのは私だけ?)
しかし、結婚にも経済的な基本原理が働いてるとつくづく思います。100万円しか貯金がないのにフェラーリを欲しいって言っているような。つまり、”自分の持っている以上のものは手に入らない”
昔、「結婚は等価交換」といった大学教授がいましたがそのとおりですね。
内緒でお見合いしていますか?
ところで、皆さんは、結婚相談所の会員として活動していることを周りの友人や会社の同僚、あるいはご家族にお話ししていますでしょうか。私は、婚活の話題になるたびに、結婚相談所の会員としてお見合いをしていることを話していました。出会い系アプリと勘違いする人も多かったので、IBJのシステムを何度か説明しました。
しかし、 「お見合いしてまで結婚したくないなあ」「条件で相手を選ぶのって変じゃない」って言われたときは悲しい気分になりました。でも、正直、結婚したかったし、出会いの場も欲しかったし、理想のパートナーを見つけたいと考えていました。
絶対に見返してやる!と(いったい自分は何と戦っているのかわかりませんが)。
ある日の気づき
私は、何かと結婚やお見合いの話をまわりにしていましたから、「話が合う人がいない」「趣味が合わない」「価値観が合わない」など、誰とお見合いしても何か違うんだよなあ、という愚痴を言うことも多くありました。ある時、ため息を漏らした私に既婚者の同僚がこんなことを言ってくれました。
既婚者の同僚いわく、「好きなことが一緒の人を探そうとしているの?嫌いなことが一緒の人を探したほうがいいよ。」
彼が言うには「好きなことはお互い将来一緒にやって楽しむか、興味がなければ別々に楽しめばいいし、それはそれで自分だけの時間や他の友人との交流も楽しめてよいけど、嫌いなことが違って折り合いがつかないと喧嘩の元にしかならないんだよね。自分が嫌いなことを相手が治してくれるとは限らないし。」
それを聞いた私は、なるほどーと感心しました。
”好きなことが一緒より、嫌いなことが一緒の人を”
すでにそのような観点をお持ちの会員さんもいらっしゃると思いますが、婚活難民になっていた私には目から鱗でした。
私の妻は、幸い嫌いなことが比較的共通しているのですが、どうしても自分の嫌いなことをやめてくれないことがあるたびに、あの時の同僚が教えてくれた貴重な助言を思い出します。彼は、もうひとつ貴重なアドバイスをしてくれていたのです。
話し合うことはせず、ない(なかった)ことにする。
「話し合ってお互いを理解する。言葉にしないと相手に伝わらない。」とよく言いますが、話し合わない戦略をとる理由についてはまたいつかお話したいと思います。
結婚生活における”孫氏の兵法”
会員の皆さんも自分なりの基準をもって婚活を頑張ってください。