駐在員・ビジネスエリート・エグゼクティブの婚活に強い
「東京世田谷区結婚相談所ワンバイワン」ブログです。
今年も早いもので残すところ1か月をきりました。
吉報間近の方も、こじらせ中の方もラストスパート!婚活難民から脱却した福山アドバイザーより、リアルな婚活成婚エピソードを年内続けてお送りさせていただきますね。(代表)
私について
私、福山は、IBJで成婚しOne by Oneにアドバイザーとして参画しました。本業は、広告会社での法律コンサルタントです。具体的には、契約交渉や訴訟、法律相談ですが、コミュニケーション戦略や新規ビジネスのマーケティング検証などもやっています。その関係で婚活業界のビジネスモデルについても研究したことがあり、人と人とのマッチングビジネスはとても興味深い業界です。最適なマッチングを実現するにはどのような仕組みが最適か、です。
某有名マッチングアプリのマーケティングサポートにも関わりましたが、マッチングアプリと結婚相談所のビジネスモデルはどちらに優位性があるのか。マッチングアプリの一般的な成婚率は5%あるか、結婚相談所の一般的な成婚率は10%前後と言われていますが、このあたりの統計の読み方も機会がありましたら書きたいと思います。マッチングアプリ VS 結婚相談所。今後の展開が楽しみです。
そんな私ですが、私が結婚できたのは、55歳です。妻は41歳です。
30年前の婚活って
私は、1980年代に就職活動をしたバブル世代の男性です。早稲田大学を卒業し、一部上場企業の中でも業界トップの企業を渡り歩き、年収もどんどん上がっていきました。
“婚活”という名称がなかった時代は、私は、結婚市場では、男性として結婚条件のよい3高(高学歴、高身長、高年収の3つの高ですが、今では聞きませんね)といろんな場面で言われました。
当時の婚活といえば、合コンが中心でした。そして、今の会員さんのほとんどが知らないお笑いコンビ“とんねるず”の番組「ねるとんパーティ」をリアルに再現した出会い系パーティでした。
しかし、合コンでもパーティでも交際が成立した記憶がありません。なぜだろうかずっと疑問に思っていましたが、マッチングする前提のバックグランドが違い過ぎたり、そもそも結婚に対する向き合い方や真剣度が違うというのが原因のひとつだとは思います。それ以上に思ったのは、自分も含めた多くの人が”もっと良い相手がいるに違いない”という幻想を持っていることでしょうか。
成婚にいたるまでのエピソード
31歳のときに友人の紹介でお付き合いした女性と婚約しました。1年ぐらいお付き合いして結婚を決め、婚約しました。ご両親にも挨拶に行って一緒に暮らすマンションも探しました。
しかし、婚約してわすが3か月後に電撃的なふられ方をしました。
彼女が女友達と一緒に行った旅行先で知り合った男性に一目ぼれしたそうです。
しかも、その男性は、再婚で子持ちだそうです。
3高と言われ続けてきた私の驕りでしょうか。悲しさを通り越して悔しくて仕方ありませんでした。
元婚約者のその女性が結婚したと聞いたときに、焦って自分も早く結婚しないといけない(婚約破棄になったことがとても辛かったので結婚すれば気持ちが楽になるかもしれないと思っただけですが)、結婚相談所に入会しようと決心しました。
その時は、ある大手の結婚相談所の説明を聞きに行ったのですが、「3高ですね、すぐにいい人が見つかりますよ」と言われました。ここから私は、”婚活難民”の沼にはまっていきます。
しかし、婚約破棄の経験をしていた私は、「3高だからって何なんだ、結婚できることは何の関係もない!」と心の中でいつも思っていました。
55歳で結婚してみて
現在は、IBJを通じて55歳で結婚することができましたが、ここでの婚活と過去の婚活を通じて、条件が良いことと結婚できることとは違うのだと感じております。
理想の条件を求めるのは仕方ないと思うのですが、自分の結論としては”相性と組み合わせに尽きる”でしょうか。結婚する前に相手に求めていた条件が、結婚してからは、結婚前に重要だと思っていた条件が実はそれほど重要ではなく、別の条件のほうが重要だったとも日々感じでいます。
婚活で自信をなくしているかもしれない会員の皆さん。条件は必ずしも関係ないかと思います。特に男性会員の場合は女性会員に求められる条件が多いように思いますが、マッチングビジネスを検証してきた私としては条件の良さと成婚率の相関関係はありませんでした。婚活をこじらせた経験を惜しみなく披露しどうしたら会員の皆さんが結婚できるのか共に模索し、伴走していきたいと思います。
お見合いは、ワクワクする出会いでもありますが、がっかりしたり、時には辛い思いもすることでしょう。例えていうなら、会員の皆さんはOne by Oneという荒波を航海する船に乗船しているのかもしれません。私のような”婚活難民にならないように”早く上陸しましょう。
ちなみにサムネイルの写真は、妻と行った日本三大渓谷の「清津峡」です。ひとつのトンネルに入り同じ景色を観るふたりの姿、というのは、一緒に人生を歩む結婚のようだと思いました。一緒に観た清津峡の景色は、山あり谷ありでしたが(笑)