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「東京世田谷区 結婚相談所 ワンバイワン」
結婚カウンセラー(看護師・助産師・公認心理師)の佐々木 陽子です。
今日は、聴き上手になるために、
婚活でも、結婚生活でも使える「人の話を心をこめて聴く」というテーマでお話したいと思います。
聴き上手になるために
皆さんは 人とコミュニケーションをとるのが得意ですか?
婚活では、初めて会う方ばかりのお見合いで、コミュニケーション方法に結構苦労している人は案外多いのではないかと思います。沈黙が気になってしまって、ついつい自分ばかりが話をしてしまったりしていませんか?
そうなると、自己中な人だな・・・とか、あまり自分に興味がないんだな・・・と思われがちです。
良いコミュニケーションに繋げるには、聴き上手になることでもあると思います。
聴くための3つのポイント
傾聴というのは「相手の話を心を傾けて聴く」という意味です。
傾聴なんて、カウンセラーがすることじゃないの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
実はこの傾聴をどんな人間関係とでもできるようになると、
「私はあなたを一人の人として大切にしていますよ。尊敬していますよ。価値ある人として認めていますよ。」
ということが相手に伝わるので、話も盛り上がりやすくなり、関係性が深まりやすくなります。
◉ 聴くための3つのポイント
1. 相手の目をみながら、しっかり丁寧にうなずきながら聴く
2. 相手との話とペースに合わせたリズムで「あいづち」打つ
3. 相手の一番気持ちがこめられている言葉を伝え返す
具体的に・・・
1. 相手の目をみながら、しっかり丁寧にうなずきながら聴く
うなずきは、相手が話している時に首をゆっくり縦に動かしながら聴いていくこと。
これだけでも、聴いてもらえている感じがありますよね。
2. 相手との話とペースに合わせたリズムで「あいづち」打つ
あいづちは「なるほど」「そうなんですね」「さすがですね」「すごい」などと、少し低めの声で話に合わせてゆっくり伝えていくこと。
3. 相手の一番気持ちがこめられている言葉を、聴いている人が拾い上げて確かめる
「本当に楽しかったんですね」とか「一生懸命お仕事頑張ってこられたんですね」などと、相手が言わんとしていることを伝え返すこと。
これができるだけでも、話を聴いてもらえた感じだけでなく、わかってもらえた気がする!という気持ちになるものです。
お互いに価値観が違うのは当たり前
誰でも自分のことを大切にしてくれている感じがわかると、心も開いて色々話したくなってしまうものですよね。こういうコミュニケーションが、婚活だけでなく、結婚でも必要になってきます。
ただ、相手の話を大切に聞くということは、その意見や考えに自分も合わせて過ごさないといけない訳ではありません。お互いに価値観が違うのは当たり前なので、相違があってもまずは「あなたはこう考えているんですね」という相手の気持ちをまず そのまま認める、受け止めること。
意見価値観に相違があった場合のコミュニケーション方法
更に、もうワンステップとしてできるコミュニケーション方法は、
相違に対して、「あなたはこう考えていることはわかりましたよ。一方で、私はこういう考えを持っています。」ときちんと伝えること。
ここが実はとても大事なことです!!
相手の気持ちをそのまま受け止めること。その上で、自分の考えをきちんと伝えること。
ここができると、その相違に対してどう折り合いをつけていくか、という話し合いに繋がります。
カップルも、夫婦も、相手との価値観や意見に相違があって当たり前。
そこからのコミュニケーション術を知らないと、とんでもない方向に関係が行ってしまいますね。
結婚は生活なので、100%相手の要望に答えられるものばかりではありません。
その時に話し合う土台としてまず大事なのが、お互いに傾聴し合えることです。
結婚すると、ここを省略してしまう方が多くいらっしゃるように感じます。
夫婦カウンセリングなどをしていると、「あなたはいつも私の話全然聴いてくれてない!」「お前はいつも俺が言うことも適当に流すよな」とかお互いの愚痴が始まります。大切にされている感じが伝わらず、ぶつかるのです。
お互いに「聴き合う」習慣をつけることは、婚活から慣れていくと、夫婦関係もよくなっていくと思いますよ。ぜひ、聴き上手になって、お互い大切にされている感覚を味わってより良い人間関係を築いていきましょう!