結婚相談所ワンバイワンのアドバイザー、福山です。今日は、いろいろなメディアで私が触れた結婚をテーマにした名言というか、格言というか、教訓のようなものをご紹介したいと思います。有名なものばかりですのでご存知の方も多いでしょう。
J.P.モルガンCEOの「金持ちと結婚する方法」
このエピソードは25歳の女性が、大手証券会社J.P. モルガン社長あてに「お金持ちと結婚するにはどうしたらいいの?」というメールを出し、それに対して社長が返答するというものです。最初の頃、その真偽を問われていましたが、元ネタの女性の相談は本当でも、それに対する返答はもちろん本物のJPモルガンのCEOのものではありません。より説得力をもたせようと誰かが「高名な投資銀行の社長」に脚色、改ざんしたものと思われます。
昔から出回っている内容ですのでネット上で拾ってきたものをそのまま掲載しますね。
J.P.モルガンCEOへのメール相談
【女性のメール】
正直に、はっきり聞きます。
私、年収4,000万円以上の男性と結婚したいと思っているんです。今、私は25歳で、見た目は結構可愛いと思っていて、スタイルももよく、センスもいいと思う。 欲張りとと思われるかもしれないけれど、ニューヨークでは年収が8,000万円という男性もザラだし、妥当かなって。
それで、このフォーラムに来ている人で年収4,000万円以上の人っていますか? それとも、みんな結婚しているんですか?
実際に年収2,000万円の人とは付き合ったことがあるんですけど、それ以上の人と出会いたくって・・・。私が憧れているNYガーデンってところで暮らすことを考えると、2,000万円の収入じゃ少ないんです。
J.P.モルガンCEOの回答
【J.P.モルガンCEOの回答】
大変興味深く読ませていただきました。実際、あなたのように考える人は少なくないと思います。私は年収4000万円以上。あなたの希望に添っていますから、プロの投資家としてお答えさせていただきます。
要約すると、あなたは「美しさ」と「お金」を交換しようとしています。すると、そこにはひとつ重大な問題が発生します。 私の収入は年々増えていきますが、あなたの言う「美しさ」は年々目減りしていくということです。私は「魅力的な資産」ですが、あなたは「値下がりする資産」。それも急激に下がっていくことは間違いないでしょう。
ウォール街では、どんな取引にも「短期保有」と言うものがあります。売買するものの価値が落ちるとわかれば、私たちはすぐにそれを売ってしまいます。「長期保有」することはないのです。しかし、結婚とは「あなたを長期的に保有すること」なのです。
少し言い方が悪くなってしまうけど、あなたを資産として考えた時、「短期保有」のほうが賢い選択です。もっと言えば、レンタルで十分。保有する価値がありません。年収4000万円を稼ぐ人はバカではないので、あなたとデートすることはあっても、結婚することはないでしょう。
さて、アドバイスするとしたら、お金持ちと結婚する方法を探すよりも、ご自身がお金持ちになってはいかがでしょうか?
この答えが少しでもあなたの役に立てば幸いです。
そうそう、もしあなたが「レンタル」に興味があるなら、私にご連絡ください。
女性に対する年齢蔑視か
私も実際に投資が好きですのでよく勉強しています。最初にこれを読んだとき「短期保有」という言葉に”辛辣さ”を感じましたが、この女性が「美しさ」を売りにしているから仕方のないことでしょう。
一方で、これを言える男性は、年収4,000万円以上で(実際には数十億円の)J.P.モルガンのCEOのような大物投資家で、私のような「長期・分散・積立」投資でコツコツNISAをやっている小物投資家が言えるものではないと思いました。超リッチでない限り、J.P.モルガンのCEOのようは発言はお控えください!
このエピソードは、”何と何を交換するのか、自分の「魅力的な資産」は何か”によって結論が変わるものと思います。会員の皆さんだったら将来のパートナーにどのような「魅力的な資産」を提供できるでしょうか。
亭主関白協会に入会
以前、ネットサーフィンをしていたら”亭主関白協会”というサイトを見つけました。無料で面白そうだったので入会してみました。現在、積極的に活動している組織なのかは定かではありません。
実際には、協会名とは異なり、夫婦円満のコツを男性に教授し、日々、男性に切磋琢磨させることを協会の目的としているようです。さだまさしの名曲”関白宣言”の内容とまったく異なるのです。なぜかというと、”関白”とは天皇を補佐する2番目の位で、家庭において一番偉いのは間違いなく神であった天皇、つまりカミさん(妻)”だからです。
亭主関白協会の原則
同協会は、多くの示唆に富んだ原則を提示してくれています。男の顔は「自分の履歴書」と昔聞いたことがありますが、妻の顔は「夫としての通知表」だそうです。ですから、まずは次の大原則を守らなければなりません。(※亭主関白協会HPからの引用です。)
大原則:「愛の三原則」
1.「ごめんなさい」を恐れずに言おう。
2.「ありがとう」をためらわずに言おう。
3.「愛してる」を照れずに言おう。
また、亭主関白道と称して、段の認定基準が定められていて以下の階級があります。私の自己評価は、八段ぐらいまででしょうか。それまでの途中の段が一部できていないような気もしますが(笑)
亭主関白道:「段認定基準」
初段 3年以上たって「妻を愛している」人
二段 家事手伝いが上手な人
三段 浮気をしたことがない人、ばれていない人
四段 レディファーストを実践している人
五段 愛妻と手をつないで散歩ができる人
六段 愛妻の話を真剣に聞くことができる人
七段 嫁・姑問題を一夜にして解決できる人
八段 「ありがとう」をためらわずに言える人
九段 「ごめんなさい」を恐れずに言える人
十段 「愛してる」を照れずに言える人
私の好きな三原則
語呂合わせのような三原則も紹介します。
「非勝三原則」
1. 勝たない。
2. 勝てない。
3. 勝ちたくない。
「浮気三原則」
1. しない。
2. してない。
3. する気もない。
「相槌原則」
1. そうだね!
2. 分かるよ!
3. その通り!
「相槌三原則」を実践している男性の同僚や友人は多いように思います。「非勝三原則」は”謙虚”になれそうなので、この考え方も好きです。「浮気三原則」は、その時の気持ち次第です!(笑)
ノーベル賞受賞者の話
ご存知の方も多いかと思いますが、私も大好きな人で、○と□の形をしたメガネをかけている経済学者の成田 悠輔さん(東京大学卒業、マサチューセッツ工科大学で博士号を取得)が紹介してくれた話もなるほどと思いました。
お知り合いに”ノーベル賞受賞者”がいるそうで、その方が言うには「結婚生活で守らなければならない法則」があると言っているのですが何だと思いますか、という成田さんの問いです。
それは、「自分の配偶者より幸せになってはいけない。」だそうです。
妻が家事や子育てなどで忙しいときに、夫が幸せそうにへらへら笑ってテレビを観ていたり、ゴルフに行っていたりするとイラっとするから。
この”ノーベル賞受賞者”は、ノーベル平和賞を受賞したんだろうな(知りませんが)。
私の本業である広告会社的にまとめると
「お金は大事だよ~」(保険会社のCM)だけど「そこに愛はあるんか」(消費者金融のCM)です。